Woven Cityとは
トヨタはモビリティの意味を再定義します。ヒト、モノ、情報、そしてエネルギーを動かし、モビリティの常識に挑み続けます。Woven Cityでは、このような様々なモビリティを生み出し、試すテストコースとして、ヒト中心の街・実証実験の街・未完成の街をコンセプトに、幸せの量産を目指します。
Woven Cityには未来のモビリティへの想いを共有する多様な仲間が集まります。Inventors(インベンターズ/発明家)、住民、ビジターは、ヒト・モビリティ・社会インフラが連携する街の形をしたテストコースで、生活をしながら様々なプロダクトやサービスを実証します。
トヨタの原点
トヨタのはじまりは自動車会社として知られるよりはるか前に遡ります。トヨタグループの創業者である豊田佐吉は、毎晩行っていた母の機織り仕事を楽にしたいという想いから、木製人力織機を発明しました。佐吉の数々の発明は織布業界に革命を起こし、人々の暮らしの向上に寄与しました。「自分以外の誰かのために」という佐吉の想いは、織機から自動車会社、そしてモビリティカンパニーへの変革を目指す今に受け継がれ、Woven Cityへと繋がっています。
Woven Cityが目指すこと
- Purpose
- 幸せの量産:
移動の未来を拓き、よりよい明日を届ける - Vision
- モビリティの拡張:
モビリティの定義を拡げ、人の可能性が拡がる社会へ - Mission
- テストコースの街で未来の当たり前を発明する
4つのモビリティ
- ヒト
- モノ
- 情報
- エネルギー
想いを未来へ紡ぐ
2011年の東日本大震災により甚大な被害を受けた東北地方。この地を長期的に支えていくため、トヨタは東北に新たな会社を設立しました。徐々に車の生産を東北に移転していくなか、トヨタは静岡県裾野市にあった東富士工場の閉鎖という決断をしました。「この場所を今後50年にわたる未来の自動車づくりに貢献する聖地にしたい。」閉鎖発表後の工場の従業員との対話で、トヨタ自動車の豊田章男会長(当時社長)は初めてそのコンセプトを語りました。
「Woven Cityは、更地の上ではなく東富士工場の歴史の上にできる」
東富士工場で培ってきた「誰かのために」という想いを受け継いでいきます。
モビリティカンパニー変革への道のり
- 1890
豊田佐吉が豊田式木製人力織機を発明
- 1937
トヨタ自動車工業(株)を設立
- 2018
トヨタのモビリティカンパニー変革を宣言
- 2020
Woven CityのコンセプトをCESで公表
- 2021
2月23日(富士山の日)に着工
- 2025
Phase1 Official Launch ※Woven Cityの一部エリアで実証を開始